何もしなければ変わりません(肩)
30代女性の方:先週の木曜日から右首~肩(僧帽筋)が痛いと。今日まで痛みは引いてきたいつまでも違和感が治まらないので来院。
スポーツはバレーボールをしています。
運動体操はバレーボールの日だけでしか積極的に体を動かすことはないそうです。
いざプレイすると首~肩が突っ張ってしまって動きにくいそうです。
右僧帽筋を伸ばすと痛みがでます。ですのでそのまま通常のストレッチをしては余計傷めます。
ここは操体法(等尺性収縮後リラクセーション)をしました。
クライアント様と施術者がお互いに「逆らう力」を加え合い静止し、数秒後クライアント様だけ力を抜きます。
等尺性収縮中は筋への血流循環がよくなり、それが筋の伸長、弛緩を促進します。
つまり筋肉が痛みなく伸ばせるようになる、柔らかくなるという現象が起こります。
このような簡単操作で良くなりました。
私が重視しているのが姿勢、それをつかさどる「軸」です。普段の生活習慣が姿勢、軸を作っていきます。
この方の違和感が取れないのも猫背です。
背中を丸くしていたら体幹のバランスのいい位置に頭が乗らないということです。
このような生活習慣で過ごしていたら首に負担がかかりいつまでも違和感が治まらないというのも致し方ないことです。
今日の施術では首の筋の伸び方を調整したので良くなりました。
ですが姿勢を作るのは足からです。話を聞いていると後から出てくる出てくる。
膝の手術にふくらはぎは硬い、腰はいつも調子悪い…
みんな関係してますよ。
足から調子が悪い方が良い姿勢を作れるはずがないのです。
バランスが悪くなりますからね。
誰にでも言えることですが生活習慣を改めなければ変わることはないのです。