見直した方がいいです、足を組む癖
足を組む、日常でよく見る光景です。
皆様は足を組む行為についてどう思っているのでしょうか?
当院に来る患者様でも問診票を書くときに足を組む方はいます。
中には私の問診時に組む輩もいます。人の話を聞くときの態度の大きさに閉口しましたが…
まあここでは態度のことはどうでもいいです。
足を組むときにどういう体の変化が起きるのか、どんな悪影響があるのかお話しします。
足を組むということは骨盤の片側が浮いて傾くということです。
そのとき体幹は骨盤の傾きの反対側にバランスをとろうとします。
そうすると主に足を上にした側の腰椎を痛めます。
これを左右同じ時間だけ組めばいいというものではありません。
腰椎、腰の筋肉が潰れること自体が危険なことなのです。
上半身の重さというのは全体重の60%だと言われています。50kgの人なら30kgの重さが腰にかかることになります。座ること自体が腰にとって大変な負担がかかることなのです。
これを甘く見てはいけません。
悪い姿勢を継続することによるダメージが積み重なって痛みとなるのです。
ここまで聞いて尚くせで組んでしまうと言えますか?
足を組むくせは今すぐ改めるべきです。