後ろに手が回らない 若いころは水泳選手として活躍も今は・・・
40代男性で現在はセミナーの講師をしている方です。
この男性昔は水泳平泳ぎの選手だと話してくれました。
平泳ぎは肩甲骨の可動域が広くないと、あの大きく水をかく動きはできません。
「昔は柔らかかったんだ」とのことですが、
今は資料を持っての説明など体の前で手を動かす習慣のほうが多く、
体の後ろに手を持っていく習慣が減ってしまったと思われます。
今は運動することがないそうです。
まあ運動をしなければ日常で手を後ろに持っていくことなどあまりないと思います。
女性でしたらエプロンのひもを後ろで結べないとかで困ることがあるでしょうが。
がっしりとした見た目からの思わぬ弱点に少し驚きましたが、今のうちにケアをしておくのが最適な事例です。
これで動かせる範囲が減ってくれば「四十肩」という可能性もあるからです。
手が後ろに回らないのは肩甲骨の挙上と上腕の伸展、内転、内旋ができていないからです。
動作を改善するには
まずは肩甲骨の下に指が入れます。
肩甲骨はがしのストレッチです。これでなるべく肩甲骨が動くようにします。
あとはわきの後ろ
広背筋や大円筋がある部分を押します。腕を上げ下げしながら。
もちろん硬い人が一人ではできません。
そうしたところ
この方は後ろに手を回すことができました。
四十肩予防に必要なケアです。